カナヘビ

自然観察の森でのこと。
秋の森を観察しながら歩いていると4年生の男の子が 「カナヘビがいた~」と 捕まえた。
ここに参加している子供たちは やはりカエルやカナヘビなど捕まえるのが好き。
でもまだ 女の子みたいなかわいらしい声のこの子のカナヘビ好きは また一種独特だった。

「カナヘビは何を食べるの?」と聞いてくるので 「知らないなぁ~今度調べて教えてね」と答えた。
サポーターとして接していても 知らないことを聞かれた時の答えはこれに限る  (*^_^*)

しかし 部屋に入ってもまだカナヘビを手にのせたまま。
そして「あ、眠ってる~この子よく寝るな~」などと カナヘビに夢中。
聞くところによると その子の家の庭にはカナヘビがたくさんいるので 一度カナヘビの卵を孵化(カナヘビにも使えるのかな??)させようと ホットカーペットの下に卵を置いておいたけれど
うまくいかなかった~などと。

そこで私はまたびっくり!!
「え~~?ホットカーペットの下に??」というと そばにいた中学生が「カナヘビは変温動物だから
そんなことをしても 孵化できないよ」と。
男の子はすごいな~
そして カナヘビのエサは 蜘蛛などの小動物や果物などだよ、と教えてくれた。
フンフン、そうなのね~~~

私は 正直言って トカゲ、カナヘビ、ヤモリなどの区別がつかない、 ヤスデと言うのもいたよね,ヤスデは ムカデのように有毒の針をもっているものだったか??? こんな調子!!

そして小4の子が 「裏をみて白かったら男の子、黄色ければ女の子だよ」と。
午後からの活動の時に またカナヘビを捕まえ 「今度は女の子だ~~」だって。

そしてオスの方は「カナマン」くん   メスは「カナミ」ちゃん   と名付け  話しかけている。


今日の森では もう一つ発見(?)があった。
以前からここには スズムシバナが咲いていたが 今日はこの花がずいぶんたくさんあちこちに咲いていてびっくり。
これまで毎年同じ時期に森に来ているが 今まではネーチャーセンターのそばに数本あっただけなのに・・・・・ ネットで調べると スズムシバナは絶滅危惧種だという。
そういえば 他の場所(山)でこの花は見たことがないけれど こんなに簡単に増えるものなのかしら? 
そしてそんなに増えるものがどうして絶滅危惧種に指定されるのか不思議!!
スズムシバナ
たくさん咲いていたが 子供たちの引率で歩いているので じっくり撮影できず こんな画像のみ
(ー_ー)!!
そして ツルボも数本咲き出していた。
大好きな花だから これまでもあれば気づいていたはずだが 恐らくこれまでは咲いていなかった・・・と思う。

あちこちに下のような名板がついているが それがどの植物をさしているのか分りにくい







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