地域みんなの宝―――野の花

花の自生地の保護を訴え、野の花を撮影している 安原修次氏【1936年生】

映画「二十四の瞳」に感動して先生になったが 勤務先の学校の裏に 絶滅危惧種のカザグルマが咲いているのを見つけ、「貴重な野の花の記録を残す必要がある」と感じ 48歳の時に教師を辞め 花の写真家になったという。
自生のカザグルマ 2014.5
滋賀県内で撮影
それにしても 会社勤めを辞め 猛勉強して教員免許を取得して先生になったり 40代で先生をやめ カメラマンになったという、その実行力はすごい、時世に流されず自分の強い意志を持っておられる、なかなかできないことのように思う。


野の花が 開発や盗掘でどんどん絶滅していくのを心配し 数々の写真集を出版している。
(ほとんどが ほおずき書籍 から)

東日本大震災のあとには ハマナスや浜昼顔の絵葉書をつくり 被災地を回って配った、という。
1メートル以上の津波に耐えて 咲いているハマナスや浜昼顔を見て被災者にエールを送りたい、と言う思いからだという。
  大津波  原発事故にも負けず咲く ハマヒルガオに 生きる力を


そして 「花のカメラマンの大きなメリットは 健康のためにいいことだ。山々を歩き 美しいと思うと
疲れを忘れる」とも・・・・・。
花の写真を写しに行くのは恋人に会いに行くような気持ち・・・・と。 
わかる!わかる!その気持ち。

最初の頃、カラスウリの花が咲く時間を調べて夜咲くことがわかり 子供と一緒に観察し 絵をかかせたが そのようなことで観察力が養われる、と 思う、と  安原さんの弁。

私もカラスウリの花を初めて見た時には感動して 懐中電灯持参で よそのおうちの花を見せてもらいに行った。
夏、2年ほど通った(*^_^*)

 これは 我が家の庭で咲いたカラスウリ
2012.8

私の大好きなセツブンソウのことについては 滋賀県米原市大久保地区で 3月に「セツブンソウふれあい祭り」が 開催され 地域おこしになっていることが紹介されていた。
滋賀県内で私の撮影
2015.2

また 今年80歳になるのを記念して 白山に登り ハクサンの名のつく十数種類を撮影したい、と思っているとか。
  今日もまた どんな花と出会えるか 心うきうき三時に目覚め




以下に  私が撮影した ハクサンがつく花の画像を・・・・・
これ以外にもハクサンシャクナゲ、ハクサンボウフウ、ハクサンフウロ、ハクサンシャジン、ハクサントリカブト等がある


ハクサンチドリ
2014.7 


ハクサンコザクラ

ハクサンタイゲキ
2015.6

ハクサンイチゲ
2015.7

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