産地直送 (#^.^#)

申し分ない天候が保証されている秋晴れの一日。
7時過ぎに着くと すでに10台以上駐車している。

「わ~  ライバルがこんな大勢!!」と夫。
「違う 違う ナメコ採りの人はせいぜい 一人いるかどうか・・」と私。


もうナメコが生える木が古くなってきているから・・・・・
今年は異常気象だったから そのせいでナメコは生えないのでは・・・・・
違うキノコを採る楽しみを考えよう・・・・・  etc.


何度もナメコ目的で出かけても がっかりさせられて あきらめよう、あきらめよう、と言いつつも いつまでもあきらめきれないわが夫。
ナメコがたくさん採れたらうれしいのは当たり前だけれど 山歩きを楽しまないで 頭の中がナメコ、ナメコ、ナメコ・・・とナメコでいっぱいなのもいかがなものか・・・・・

あちこちに 赤く色づいた木々もあり 晴れているせいもあって 景色は最高。
でもやはりこのルートは 出会う人はゼロ。




コシアブラ
画像ではわかりにくいが色が抜けてきれい




アズキナシ 
空に向けてシャッターを切っているのでわかりにくいがずいぶんあちこちにあった


そういう私も あの時にはあんなに採れたのだから・・・という思いを捨てられない。
 昨年9月に これまでの最高の収量9㎏ゲットした同じところに再チャレンジ。

だいぶ下の方からキョロキョロ
しかし、しかし やはり これまでの木には何も生えていない。
この9月に訪れたときには 違うキノコがいっぱい生えていたのに それもない。



「あった~ でもチリも積もれば山となるっていっても こりゃ チリにもならないくらいの量、でも
一つでもやっぱり 持って帰ろう」


大きな木なのに たったのこれだけ!
裏にも木の上の方にも全くなし!

そんな木が何本かあったが それにしても 9㎏!! 9㎏ !!そればかり頭を駆け巡る。
我ながら なんとあさましいことを・・・・・


わずかしかなくても 高いところのナメコを見つけたら そばにある長い木を探して 杖の先に巻き付けて ひっかけて採ろうと試みる。
どこへ転がっていくかわからないので 落ちる場所をじっと見ているが あとから探してもそれがどこだったかわからなくて・・・苦労して 採取したのに・・・・・あ~あ~ぁ

上ばかり見ているので 二人で「首が痛~い  もう限界」などと言いながら 何度も。

ムキタケがあった。
これは何年も前からこの木に生えている。
せめて ムキタケでも 持って帰ろう、とゲット。


そのうちに ムチンたっぷりのネバネバナメコの木をやっと見つけ 一気に元気が出る。
量的には少ないけれど 上質のナメコだし こんなのが出ているということは これからも きっとナメコが出てくるのでは・・・・と思えてとてもうれしい。
A級というか 「秀」というか とてもすばらしいナメコ、
しまいには 「わ~い 量より質ネ」と大喜び。




 これまでにあまり見たことのないキノコ
食用になるとは思われないが何だろう?


あまりにもあちこちウロウロしたので 遅くなり 渋滞に巻き込まれ 遅くなりついでに ANさん宅に寄り 「産地直送便で~す」と届ける。
ほんの少しだけれど  「わ~ 貴重品!!!ありがとう」  と 喜んでもらえた。

27300歩
急な坂を 靴のエッジを効かせて降りていくので ふくらはぎが痛い。

ムキタケは 洗うのが楽なので すぐ 豚肉と一緒に炒め 卵とじで・・・・
ムキタケは 分厚いので食べごたえもある。
いずれにしても 山の幸を味わえて 幸せなことで~す!!

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