ハウスレス と ホームレス

何気なくつけたテレビで釘付けになった・・・・・・


淡々とした話しぶりだが 話しておられることは 実に説得力のある内容。
Eテレの「心の時代」という番組だった。



北九州市の牧師奥田知志(おくだともし)氏。
早くから路上生活者を支援してこられたが ご自分がその時、その時に感じた矛盾点に気づき その都度 支援している人に寄り添ってこられた人。


住む場所がないのはハウスレス
家庭、家族、絆がないのが ホームレス


ずっと関係を持ち続けていく支援を目指しておられ、 最期の看取りまで約束しておられる。
強いものが弱い人を助けるのではなく、「おなじいのち」として支え合うのだと。


私はどちらかというと宗教関係の話は苦手。


知り合いに牧師がいるが ハッキリ言って彼はそれほどの人格者でもないし 尊敬の念を抱くということも全くないし、 テレビでも本でも宗教に関するものは原則、避けてきていた。


でも奥田さんは肩ひじ張らず 「この人は本当に 心から支援者に寄り添っていこうという気概が感じられる」と思い  テレビをみながら気づくと 泣いていた(今年の初泣き (^^)/


支援を続けている人の中に「刑務所に入ったことがある」人がいて しかし 長い間奥田さんに助けられて 「何とかして 人の役にたつ人になりたい」との思いで 心を入れ替え 洗礼を受けている場面も放映された。



奥田知志氏には きっと著書もあるだろうから  何か読んでみたいと思い、調べていたら ナント滋賀県大津市出身、とある。
なんだか誇らしい・・・・・


そしてさらに さらに 2015年 若者が国会前でデモをしたシールズの代表の奥田氏は 知志氏の息子さんらしい。
どうりで 奥田さんを「どこかで見たことがあるお顔 ❓」と思いながら 見ていた。
息子さんは 顎にひげを生やしている青年だったが 今のこの国のやり方に反対する若者が現れてくれたことを あの時にすごく喜びに感じながら 見ていた、のを思い出した。 

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