ニッポンの宿題  ゴミ屋敷

去年テレビ番組で ゴミ屋敷が放映されていた。
家からあふれ 玄関に立ち入ることもできず、庭からあふれ、道路まで占拠しているごみ、ごみ、ごみ。


高齢化社会になっているに伴い、このようなゴミ屋敷が増えているという。
高齢者が 自分自身を放任、放置して 「セルフネグレクト」に陥ってしまい 社会的に問題のあるゴミ屋敷になる例が多いのだという。


年をとって体力を失ったり認知症になったりしてごみの処理をできない、たくさんの動物を飼って放し飼いにする、自分など生きていてもしょうがない と医療や介護のサービスなども受けようとしない 等々  その結果著しく不潔な環境で暮らし 周囲にも迷惑をかけることになってしまうのだという。


しかし、このような生命に深刻な打撃を受ける状態に陥ってしまった人を救い上げる制度や法律が整っていないのだという。




東京都足立区では「おせっかい行政」を掲げ
これまでごみ処理は環境部、道路は土木部、ネズミや害虫などは衛生部の担当で連携が不十分だったが  問題のもとを解決するために 居住者支援を考えたり 地域包括センターをはじめとする 福祉とも連携するようになり 時間はかかるけれど根本的に解決するよう 行政も住民と一体となって考えていっている・・・・そう。




テレビでゴミ屋敷を見たときには単純に 「変人?偏屈な人?」などと 思って
近くに住んでいる人は気の毒だわ、と思っていたが 高齢化社会に伴って あちこちでこういう事態が起きる可能性がある、ということを知った。 


我が家も高齢者二人だけの住まい。
もののない時代に育っているので 「もったいない」という意識がすごく強く 不要になったものでも 「何かに使えるのでは・・・・・」と思い 保管している。
母が亡くなった時に 荷物の整理がとても大変だったので その後しばらくは自分のものもかなり 思い切って捨てた。
少し時間がたったらまた いろいろためこんで・・・・
まだまだ物はあふれている。


年末年始息子家族が帰ってくるので その時用の寝具類、すごい量。
寒い季節なので あれもこれも・・と用意しているので 一年に一度しか使わないのに押入れを占領している。
その時期に貸し寝具を利用したり、皆でホテルに泊まったり・・という手もあるのだろうけれど とにかく貧乏性なので そんなことをする勇気がない。


ふだん使わない自分たちのものを押入れ下段に入れているが だんだんものであふれてくる。
ゴミ屋敷のように 玄関からあふれ出てくるほどではないが 押入れからあふれだすようになる前に いわゆる断捨離を・・・・と思ってはいるのだけれど。
寒い時期は 物の整理もやりにくいので 天気の良い日に・・・・と 思っている。
こうして 整理がつい延び延びになるのだ・・・・・





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