汚名返上

間違いなく晴天だから…と誘ってもらい 荒島岳へ行くことに。
朝5時過ぎに出発。
駐車場には8時ころ着いたが すでに車がいっぱい。
辛うじて奥の空いているところに駐車できた。







ここは以前スキー場だったところ。


かなり急で おまけに樹木は全くないので夏期には あまりの暑さに ここでダウンして登山をあきらめる人もいると言われている。
風もなく 急登はかなり汗をかく。
しかし大勢の登山者のおかげでトレースがずっとついているので かなりの雪道だけれど アイゼンだけで登ることができる。
途中 経ヶ岳が見え、登り進むと白山、別山、三ノ峰などが遠くに見られ よけいわくわくする。















荒島岳には2011.7 に二人で登っており 「これがどうして百名山なの?」と思っていた。
暑い日で スキー場の急坂に辟易したのもあるが 何よりも登山口にあるトイレがものすごく汚くて 登る前から印象が悪かったこともある。




今回は2回目の荒島岳だけれど 全く覚えておらず 冬期だからよけい全く違う山に思われたのもあるけれど 登山中の景色がすばらしくて 前回「しょうもない」などと そしったことを後悔した。
今冬は雪が多くて 登山口へのアクセスができない山が多いが ここはその点恵まれていて だからこれだけ多くの登山者がいるのだろう。


「シャクナゲ平」からは急登とブログで見ていたが 本当にびっくりするほどの急登、おまけにたっぷりの雪なので 一歩が広く 短足の私は苦労の連続。
かなりの距離の急登。





霧氷の崩れかけもいくつか・・・・・・・



登山者の中にはずいぶん大勢がピッケル持参していたし、 軽アイゼンの人もほとんどいなかった。
4年前に登った時にはそれほど急登でしんどい思いをした、という記憶は全くない・・・・・今回のような雪の量で急登なら アイゼンも必需品。


頂上には3時間半ほどで到着。
これも以前の夏期の登山の時とほぼ一緒。

標識はこれだけ埋まっていた
まだ1m以上の雪があるということか・・・・












たっぷりの雪の中で思う存分、奥の山々も見ることができたので 「さすが~百名山!!」
荒島岳に対する印象は全く変わってしまった  (>_<)
このあたりでは 霧氷もよく見られる山として有名らしい。
滋賀県なら綿向山が 霧氷が有名でそれと同じだと思うが この急斜面は 綿向山とはだいぶ違う~~(^◇^)




急坂を下るのは緊張したが シャクナゲ平まで来たらほっとし、 熊本出身のUE氏が持ってきてくださったデコポンをおいしくいただいた。
帰りの景色はまた違って見えた。









私たち二人では 到底来ることがなかったであろうコース。
仲間ってありがたい。 朝3時過ぎに起きるのは大変だったけれど とてもとても楽しかった~いつも誘ってくれてありがとうございま~す
22000歩ほど




帰宅後夜ヤマレコをみたら同じように今日荒島岳へ登った人がすでにアップしておられ、「これまで2度登っていたが 今回雪の時期に来てこれまでのイマイチの汚名返!」と書かれていた。


私たちも一度登っただけで「荒島岳はつまんない」などと思っていたけれど 一度だけで そんな判断をしたらいけない!とつくづく思った。
対人関係もそう、あまり知らない人に対して「好きじゃない」などと思っていても付き合ったら なかなか良い人だった・・・・ということも今までに何回かあったが これは何に対しても言えることかも。





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