異常気象の影響??

日本のエビネ属の中で 唯一夏に咲くことで命名されたというナツエビネ!
エレガントで優雅なこの花を見に行く時期を楽しみにしており 7月末から 「いつにする?」「まだ早い?」と 話していて やっと今日出かけてきた。
昨日の予定にしていたが 6時出発の30分くらい前から雨が降り出し雷雲も出てきて
結局今日に延期。
昨日の不安定な気候とは違い よく晴れていて運がよかった。

しかし、歩き出して30分くらい、そろそろどこかに…と思いながら4人で目を凝らすが
去年や一昨年あった場所では一向に見つからず・・・・
いっときは 「見つからなければどうしよう?」とまで思って 暗い気持ちになりかけ(>_<)


そのうちに 「ここにあった~ ♬ 」と一つ二つ・・・・
しかしなんとなく株の元気がなく、花の色も例年に比べると薄い。



「まだ早すぎて咲いていない?でも葉はあるはず・・・・」「ひょっとして盗掘?」「でもあんなにあったのに 全部盗掘とは考えにくい」etc.
幼葉があり これを見たら少し期待が膨らんだ

まだ蕾

やっと葉も立派な株を見つけ
ちょっとホッとする

背丈は小さいが固まった株を見つけ
思わず「がんばれ~」と言ってしまった

しかし 4人があっちの斜面、こっちの斜面と探すうちに 見つけ出し 恐らく100株以上見つけ、 花が咲いているのも7,80個はあったのではないか  ♪ ♫
これまでに比べると 少ないけれど でも 満足!







ただそのうちいくつかは 花がついているのに黒く腐ってしまっているのがあり、おそらく 今年の長雨と湿度の高さによるのでは…と結論づけた。

ここではめったに誰にも会わないが 今回出会ったお二人、話しかけてみると ナツエビネがここにあると聞き、長野県から見にきたそう。
いろいろ珍しい花を求めて山歩きをしているそうで スマホにはびっしりの花の写真があり、 「〇〇シロカネソウは ○○に…」「○○サバノオは ○○に…」「サルメンエビネは どこにあるか知っているか?」「トラキチランは …」「シャクジョウソウは ○○」[ショウキランは…」と 次々花の名前が出てくるので 我々のメンバーUE氏も相当の花博士だけれど その上をいく花の知識にびっくり。
長野にあるキソエビネは このナツエビネによく似ているらしい。
(注 帰宅後図鑑で見たが キソエビネとナツエビネは花の形が全く違うように思う)
どこの世界にも上には上があるもの…

「珍しいランがあるところを知っていれば教えてほしい」とのことで 「イチヨウラン」のことを話した。
あっさり「イチヨウランは 普通のところにありますね」と言われ ギャフン!
先月御嶽山へ行ったときに大騒ぎして 探して見つけた花なのに そりゃぁ~長野県のように様々な山がある花好きの人にはかなわないよね~~~
昨夜も自動車の中で寝たそうだが この後もまた違う花を探しにどこかへ移動するとか…「〇〇は 山梨県の○山に‥」「〇〇は秋田県の○山に‥・」など 教えてもらったが
我々のテリトリーは この辺りだけなもので…(笑)

見晴らしはまったくない標高600メートルほどの山だけれど 歩いている間は涼しくて気持ちが良かった。今日も楽しい山歩き、幸せ~
13300歩ほど

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