三女 !

用事をしながら 何気なく聞いていたラジオから流れる歌声に思わず聞き入った。
昨年メジャーデビューしたというシンガーソングライター半崎美子さんの
「お弁当ばこの唄~あなたへのお手紙~」という歌だった。

「お弁当ばこの唄~あなたへのお手紙~」

おかえり
今日もからっぽのお弁当ばこをありがとう
毎日残さずきれいだね お弁当ばこのうた

あなたの好きなものばかり入れられないのよ許してね
体のことも考えながらつくっているのよ

赤 緑(あお)黄色の彩りと
栄養たっぷりのバランスと
にんじん ピーマン セロリ
あの手この手で入れてます
毎朝渡すお弁当があなたへのお手紙

おかえり
今日はどうしたの?残しているのねお弁当
心や体が弱い時 シグナルはお弁当

冷蔵庫が寂しいときは
たまにシンプルになるけれど
愛情にしっかりフタをして
もれないように包みました
毎朝渡すお弁当は私からの お手紙

いつかあなたが大人になって
恋をしてダイエットなんて言うまでは
何があっても届けますあなたへのお便り

食べているところは一度も見られないけれど
想像しながら作っています
卒業したら少し寂しくなるけれど
たまにはこうしてお便りします

いよいよ今日が最後の日 からっぽのお弁当ばこの中から
「毎日どうもありがとう」あなたからの手紙


ラジオの中から  半崎美子さんのプロフィルが流れた。
札幌出身だという  お~札幌!
血液型B  お~B!!
名前は よしこ 
三女だって!

半崎さん、大学一年で中退し 父親の反対を押し切って上京し 17年間バイトなどをしながら ショッピングモールなどで歌っているうちに ついに最近になって 桑田佳祐さんなどに認められ 去年はNHKの 「みんなのうた」にとりあげられ  ブレークしたらしい。

聞いているとまだ独身だそう。
しかし この「お弁当ばこのうた」には 母が子を思い 一生懸命作っている様子が感じられるぬくもりのある歌詞だと思う。

私は息子たちには中学高校の6年間、夫には約35年間、お弁当を作ってきた。
三人とも あまり文句も言わず お弁当ばこをからっぽにし帰宅してきたが 作り手の私としては 「手紙を書いている」ような気持で作ってはいなかったのでは?とちょっぴり反省する部分がある。

お弁当に関しては一つだけ忘れられないエピソードがる。
長男が中学生のころ 我が家の炊飯器はまだガス釜だった。
息子の友人は しょっちゅう息子に「○○君のご飯と取り換えて~」と 取り替えて食べガスで炊いたお米の美味しさを たびたび語ったらしい。
中学生の舌がどれほどそのおいしさの違いを分かっていたのか疑問だが 息子は当時もしょっちゅうそのことを話していたし  成人してからも思いだしては話題にしていた。

ご飯だけ取り替えて欲しがったのは ひょっとしたら こちらのおかずはあまりおいしそうには見えなかったせいか??どうか??は 今となってはわからない。
茶色のおかずばかりで ほかから見ておいしそう・・にはきっと思えなかっただろう、ナ。
あの頃は今のようにはミニトマトさえ そうそうはなかったし 赤いウインナをタコ足のように切って入れる、などということもしていないし・・・・



半崎美子さんの歌

Y-tubeで ほかの唄も検索してみた・

「さくら 卒業できなかった君へ」
「希望のさくら」
「明日へ向かう人」
「永遠の絆」  etc.

どれも長い間  下積みの苦労を重ねてきた彼女らしい歌詞だと思う。


「明日へ向かう人」

悔し涙を流した時 心の奥が熱くなった
嬉し涙を流した時 胸の奥が熱くなった

季節外れの桜のように 冬に負けない人になって
苦しい時こそ根を張って 春を待たずに 咲き誇ろう
 遠い空に光る星
先を急ぐ貴方を照らせ
立ち向かうその背中を 優しく讃えるように
前を向くそれだけでも 辛い事が時にはある
それでも進むことを 諦めないで 諦めないで

時にしだれる柳のように 風に負けない人になって
悲しい時こそ手を取って 何も言わずに揺れていよう
 西の空に沈む日よ 明日へむかう貴方を照らせ
傷ついたその背中を 優しく支えるように
声をからして泣いても たどり着けない場所がある
それでも生きることを 信じることを 諦めないで
前を向くそれだけでも 辛い事が時にはある
それでも貴方は進むことを 諦めないで 諦めないで

悔し涙を流した時 心の奥が熱くなった
嬉し涙を流した時 胸の奥が熱くなった

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