記念誌

ここの自治会ができてから40年になるそうで 熱心な有志が 記念誌の発行を計画し これまでの歴史を写真などから 拾い上げ もうすぐ発行される運びとなった。

これまで地域内で活躍した諸団体をとりあげ 成り立ちや中身、代表者などを記載しているが 私たちが5年半にわたり毎月一度楽しい企画をしておそらく大勢の人たちに楽しんでもらっていた「サロン」の活動が抜けていた、ということで 数日中に原稿を書いてほしい、との依頼が 先ほどあった。

記念誌発行まで数週間足らず、そんな短期間に原稿を書かなければならないのは大変だが
あれだけ地域の人たちと楽しんで例会を行い、多くの人に毎月楽しみにしてもらっていた活動が 記念誌に掲載されないのはなんとしても残念なので 引き受けざるを得なくなった。

『長年住んでお世話になった地域に何らかの形でお返しができれば・・・・』という趣旨で始まった活動。
活動を始めたのは10年余り前、 当時ほぼ60代の女性13名がスタッフとなり 毎月いろいろなジャンルの活動を考え、手芸や認知症予防の手遊びなどのほか 時には 市のバスを借りてゴミ焼却場に見学に行ったり 近隣の市で活躍している方々にお願いして手品や手作りおもちゃつくりを見せてもらったり…・

市の社会福祉課の方で自治会単位ごとに職員が毎月派遣されることになり 活動を終えてしまったが 今でも当時の仲間と出会うと 「ああいう活動を何らかの形でもう一度できないか‥」という話になるほど 有意義で楽しい活動だった。
一応 代表を引き受けていたが とても熱心できちんとした活動を目指す仲間がいてくれたおかげで 毎月様々なメニューをこなすことができた、と思っている。

数日間で 原稿をまとめなければならないが ある意味、苦労したり苦心したりして考えた数々の例会の日々を思い出す作業になりそうで 何とかして 納得のいく原稿を書きたい。

左上から時計回りに・・
押し花はがき
桜餅つくり
お節料理の数々
牛乳パックで椅子

左上から時計回りに
歌集(数冊用意し、時々皆で歌った)
ちりめんでお雛様作り
コサージュ作り(新聞紙で)
折り紙で八角形の蓋つき箱つくり

左上から時計回りに
切り絵
ボランティア「わらいふくろ」さんによる寸劇
手品
布草履制作

去年秋 スタッフ全員で食事会をしたときに 当時の写真でいろいろ思い出して懐かしくて この12枚をあらためて撮影し 残しておいたものがあったのでここに引用。


追記
たった数日間で 記念誌に載せる原稿をまとめた。
そのうちどの程度の部分を実際に掲載してくれるかどうかわからないが ここにコピーしておく.



「長年お世話になった地域で何か役に立つことをしたい」との思いで数人集まり まず社協へ相談に。 「新しいことを始めると必ず嫌がらせもある。それを乗り越えることができるかどうかが鍵」 「たとえ参加者が一人でも続けること」とのアドバイスを貰った。
準備期間半年を経て 当時の会長藤本さんにご尽力をいただき 2004.10に第1回サロンを開催。
スタッフ13人になり 手芸・料理・折り紙・手遊びなどそれぞれ協力しながら月1回の例会を続けた。
クリーンセンターの見学や介護保険・認知症の勉強会、EMボカシ菌の作り方、AED講習のほか 花見、グランドゴルフ大会、ヨモギを採ってきてヨモギ餅作りや野草の天ぷら試食会、正月にはカロム・麻雀などゲーム大会、また出身地の方言を披露したり お雑煮やお節料理の試食会etc.
近隣のボランティアの方にお願いして布草履の作り方を習ったり「語り」や「寸劇」「ギター弾き語り」なども楽しみ 区民の石塚さんにお願いして切り紙工作も体験した。
野洲市のサロンへの補助の方向が変わることになり 2010.3で開催を終えたが 一度も休むことなく66回開催したことにより、普段接点があまりない区民の方々との交流ができたし、人間的にも成長させていただけた、と思っている。
「ファイナルサロン」では 多彩なプログラムを用意し スタッフ心づくしの料理でおもてなしをした。
最後の日 区民の一人から「サロンの企画力はすばらしい」との一言をもらえた。

5年半という短期間だが 多くの人と同じ時間を共有でき、交流を広げる場として少しは貢献できたのでは・・と思う。


活動の写真を何枚か貸してほしい、と言われ サロンとして保管してあるものの中から何枚かをお渡しした。
写真を見ているうちに ここに写っている何人もの人がすでに故人となっていて 年月の流れを感じた。

端切れで楊枝入れ
指遊び
サクラの下で動物ゲーム
江州音頭

クリスマスのいわれの勉強会の後プレゼント交換
希望が丘でゲーム
野草の天ぷらの揚げ方の勉強
クリスマスリース作り

公園散策
ペットボトルボーリング
カロムゲーム大会
野草の見分け方

追記

私が5年間代表を務め、もう一人のスタッフと交代することになった時に 慰労会を開いてくれた。
スタッフの一人が俳句をたしなみ 次のような句を披露してくれた

○荷を下ろし満面の笑み春来る
○重責をとかれ清しきスミレ草
○恙なしサロン進級花開く
○スタッフの絆はつよし花咲けり
○たんぽぽや五年節目の慰労会

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