貧しい大統領

ウルグアイのムヒカ元大統領が
　　　　　　　　　　　　　公用語のスペイン語で話したものを日本の子供用に意訳した本

リオでの会議でのスピーチ

「世界の人々が心をひとつにして話し合おう」　という集まりであるが・・・とはじまり

声を大にして質問させてください
今日の午後、ここでずっと話されていたことは　人類がこの先地球の自然と調和しながら生きていくにはどうしたら良いのか、そして世界から貧しさをなくすにはどうしたらよいのか、ということでした。
しかし一方で　もっと豊かになってほしいものがどんどん手に入る裕福な社会を望んでいるのではないでしょうか

わたしたちが挑戦しなければならない壁は　とてつもなく巨大です
目の前にある危機は地球環境の危機ではなく、私たちの生き方の危機です。
いまや　自分たちが生きるために作った仕組みをうまく使いこなすことができず　むしろその仕組みによって危機に陥ったのです。

私たちの生き方がこのままで良いのか、考え直さないといけない、そう言いたいのです。


貧乏とは　少ししか持ってないことでなく、限りなく多くを必要とし、もっともっと欲しがることである

水不足や環境の悪化が今ある危機の原因なのではなく　私たちがめざしてきた幸せの中身にあるのです、私たちの生き方を見直さなければならないのです

発展とは人間の幸せの味方でなくてはならない
　　〇人と人が幸せな関係を結ぶこと
　　〇子供を育てること
　　〇友人を持つこと
　　〇地球上に愛があること


全世界の人へ　生き方への警告　!　と感じさせられた