世間はせまい (*^_^*)

遠い地、札幌で二つのクラス会に参加した。
高校のクラス会は　初参加で何と53年ぶりに会う人がほとんど。
メールで参加予定者を知らせてくれたので　卒業アルバムをだして　高校時代の顔を確認してから出席。

小心者なので前日は緊張して眠れなかった。
しかし　会場に入った途端　昔に戻って　なつかしくてなつかしくて・・・・・・
一人の男性が近づいてきて
「高校時代は色白で　そばによると壊れそうな感じだったのに　黒くなったね～～」と。　
北海道と違い日差しの強いところで50年近く過ごしているし　山登りをしているので黒いだけではなく　顔中シミだらけなんですｗ~
ハイ　スイマセン
壊れそうなんてことはなかったデス

同期会のあと三年の時のクラス会。
男性５人女性４人
それぞれ３分程度５３年間の話をしたが・・・・・長年調停委員をした人、建設会社で海外を飛び歩いた人、高校の英語教師を勤めあげた人、２４年もの間町長をし、町おこしに尽力した人、etc.。
あのころの高校生は男女交際もそれほどなかったし、　ひょっとしたら１対１で　一度も話していない人もいたかもしれないけれど　しゃべった～笑った～～～楽しかった～
３年のときだけではなく　３年間全く同じクラスだった人もいることがわかり　それも大盛り上がり。
よほど個性的な人でなければ　そういうことは忘れてしまうよねぇ、それともその人に恋をしていたとかいうなら覚えているけれどねぇ　(*_*)
後日メールで「初めての合コン、楽しかったね」などと言ってきた人もいる。


世間はせまい、その①
３年生の同級生の男性、大学時代の工学部の専門分野に分かれてから　何とわが夫と同じ学科にいたことがわかった。
専門分野は４０名で　さらにわかれて夫は１７名の教室、彼は２３名のまた違う部門の教室だそうで・・・・・
二人とも相手の顔を思い出せない位なので　同じ講座の授業をあまり受けていないのかもしれないが。
同級生は夫より１歳年上だが　彼曰く「優秀なのでもう一度一年生をしなさい、と言われ　一年生を留年した」のだそう。


翌々日は先生の９０歳のお祝いを兼ねた小学校のクラス会。
夜景の美しい岩内にて。
札幌から　バスで移動。
隣に座ったのは　岐阜からの参加者。その彼女もご夫婦で山登りを楽しんでおられ　２時間近く山談義。
今夏は燕岳、常念岳に行ったとか。
３日とも晴天で　素晴らしい景色だったらしい。
４日間の半分以上雨にたたられた私たちとはずいぶん違って　うらやましかった。

ホテルに入る前に木田金次郎美術館へ。
これまで知らなかったが　自然を描き続けた画家で　あの有島武郎との運命的な出会いにより　生涯画家であり続ける道を選んだ人らしい。

クラス会では　先生の誕生日の１９２６年２月２６日の新聞と　この先もゴルフを楽しんでいただきたい、との願いを込めてネーム入りのゴルフボール１ダースプレゼント。
今回出席できなかった大阪在住の女性がたくさんのお菓子、それと上等の大吟醸酒をあらかじめ送ってくれてあり　部屋に集合してからも　つまみを食べながらしゃべって食べて・・・・・

ホテルの部屋より

連日不安定な天気で　雨が降ったかと思うと　パーッと晴れて　またサーッと降ってきて・・の繰り返し。この景色も空には妖しい雲が・・・。

次の日には　ニッカウイスキー工場を見学した。

「マッサン」という朝ドラで評判になったらしいが　大勢の観光客でいっぱいだった。

製造工程等　説明を聞いたが　私が一番印象に残っているのは　樽を寝かせておく部屋は

空調などしていないそうで　あの地の年間平均気温は８℃なのだそう・・・・

平均が８℃ってびっくり！！


世間はせまい　その②
美術館の学芸員さん「〇〇小学校ですか」と話しかけてきて
「ぼくの祖父はそこで美術の先生をしていた◎◎です」
「え～っ？　そしたら僕らの同級生には　△△君が・・・・」
「△△は　僕のおじです」
びっくりした～
△△君は今回体調がすぐれずクラス会には欠席したが　◎◎先生には皆　図画を教えていただいている。
そういえば　この学芸員さん　素敵な男前。　
◎◎先生も　△△君も男前です。



２つのクラス会の間の日には　妹と一緒に両親のお墓参りをした。
札幌の中心街に戻って食事をし　札幌在住の二人の姉もそれぞれ出てきて喫茶店でおしゃべり、
４人姉妹でも顔も性格も体格も　まぁ見事に違う姉妹なのだが・･･･(*^。^*)


世間はせまい　その③
高校の同期会で５３年ぶりに出会った女性と　次の日の食事の場所でばったり！！
高校では接点がなかったが　小学校が同じなのでお互いに何となく記憶にあり　「３組だった」「７組だった」と懐かしがって　会話をし、一緒にカメラにも収まった。
彼女は那覇に住んでおられ　前回高卒５０年記念の同期会にも出席しておられたらしい。
５３年ぶりの次は　次の日の再会。札幌の繁華街には食事をする店など数えきれないだけあるのに・・・・・


というわけで　楽しみにしていた旧友との再会も終わってしまった。
よくしゃべり大笑いし　きっとだいぶ老化抑制になった数日間だった。