みじめな山




久し振りに醒ヶ井から 霊仙山へ。
何と駐車場にはすでに7,8台停まっており 後からも4台が続いてきた。

晴天の日曜日。無理もないか・・・・  名古屋ナンバーが何台もある。
(帰る時には 駐車場が空いていないので道路上に停めている車が 15台もあった~)
8時から登山開始。
こちら側から登るのは 何年振りだろう。登山道も違って見える。
テントらしいものを背負った青年が下りてきて 「昨夜は寒かったでしょう?」と聞くと「風がうるさくて眠れなかった・・・」と。
昨夜は家にいても風が強くて 風音が気になったから山の上だとなおさらだろう。・・・・



汗拭き峠には 20分で到着。そこから 落合側へ・・・・・


二人の登山者とすれ違い 「道、どうですか?」と尋ねると 「砂防ダムが出来ていますよ」と。
この時期にここを歩くのは とても久しぶり。
開始後ちょうど一時間で 今畑登山口。 
昨夜ほどではないにしても 今日も風がきつく 寒い。

ウインドブレーカーを羽織っているが  腕の辺りがスース―する。
帰宅後のニュースでは今日 木枯らし一号が吹いたそう。寒いはず・・・・・

想像していたが 笹峠は名ばかり・・・・・ベニバナボロギクがはびこっている。
春にジエビネが咲く場所だからキョロキョロ歩いていると 葉をいくつか見つけちょっとほっとする。




西南尾根は 風はきついし 道は乾燥しているしで 急坂を登るのは緊張した。

木々が無残にもやられていて悲しい。
でも遠くには少し色づいた木が見られ秋を感じることは出来た。

この実はずいぶんたくさんあった

トリカブト
たった一つだけあった











ガマズミ
ズームで撮影



マユミ
以前より少なくなっているものの案外あちこちに
たくさんあった
割れて赤い実が見えている



頂上が見えだしてからは 最高点の方をまわらずに 谷を下り近道を通る。
ちょうど3時間半で ピーク。
大勢休憩中 ヤングが多い。
皆一様に 風を避けて岩の陰で食事をしている。

頂上からの景色は 木がほとんどなく そこここに鹿の通り道が 細い筋になって見える。
文字通り 縦横無尽に道がついている。
そういえば何年か前、 登山者が自分たちだけだった時に あちこちで鹿の姿を見かけた。
今日は登山者が大勢なので どこかに潜んでいるのだろう。

帰りも勝手知ったる道なので近道を下り  おさる岩まで 下山。



ガマズミ
青い空に映えて美しい

そのあたりで 若者4人連れのうちの一人が足を引きずって歩いており 夫が藪に入って 杖になりそうな木を切ってきて 彼に渡した。 
杖があればいくらかはましだと思うが まだ半分以上歩かなければならず 大丈夫だったか・・・気になる。 

「この辺りも秋には紅葉がきれいだったのに・・・」と言いながら はげ山になった道を悲しみながら 下山。
一時間半足らず・・・・

この季節にここに来たのは久しぶりなので それなりに秋を楽しむことが出来たが あまりにも荒れている山を見て とても残念!哀れ!
10年位前は霊仙は大好きな山だったのに・・・・・

今畑コースで出合ったのは一組のペア。
ほとんどの人が醒ヶ井からのピストンのよう・・・・・でもそれなら あまり登山を楽しめないのでは・・と思う。


今日の山行は 帰りに道の駅で 干し柿用の渋柿を購入するのが目的。
岐阜県産のフジ柿があったが 15,6個入っている箱が3つあっただけ。
1つは 青くて熟していないような気がし 2箱のみ購入。
店内のおくにあった「平種柿」を 35こ購入、



火曜日あたりから天候が悪くなる、との予報なので 帰宅後 すぐに皮むき。
フジ柿の一つを秤にのせて見たら ナント440gもあった。
おいしくなるのを期待しながら 頑張ってむいたけれど疲れた~~~~
山歩きよりもむしろ 皮むきの方が 疲れたみたい  (*_*)









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