古稀の大学生

朝のラジオ番組で 小耳にはさんだ。

あの東日本大震災で気仙沼にて 被災した女性、68歳で 福祉大学に入学して 精神福祉士をめざしておられる、という。

自らも被災し家族を津波で亡くして 仮設住宅にいるときに やはりそこに住んでいた 8歳の男の子に声をかけられたのがきっかけだそう。
この男の子は 妹と母親を津波でさらわれたのに なんと「おばちゃん、笑っていようね!」と話しかけてきたとか。

足を怪我し精神的には鬱状態になっていたが その男の子の言葉を聞いて 「いったい、自分は・・・」と反省し 痛い脚を踏ん張り  立ち上がって 一念発起。
群馬県在住の息子のところから東京の大学に入学し 福祉を学びながら 現在 大学の仲間とともにしょっちゅう気仙沼にボランティア に出かけて いるそう。
笑顔で接し 被災者を励まし、逆に自分たちも元気をもらって帰ってくる、のだという。 
来春 福祉士の資格をとる試験を受け 3月には卒業するそうだが その精神力、実行力に脱帽!
インタビューに答える声も若々しいし、とても明るい!!
この方は年齢的には私とほぼ一緒。

いくつになっても チャンレンジ精神があれば 不可能なことはない、ということを感じさせられた。

この方のように行動力はないけれど まず、笑顔、 そして行動!を心がけ 日々明るく暮らしていきたい、と思う。

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