調和の美
以前から お名前を知ってはいたが今回近くで 「杉田静山(すぎたじょうざん)」さんの竹細工展が開催され 見せていただいてきた。
大阪生まれの杉田さんは12歳の時に聴力を失い、 戦後両親の里の滋賀県野洲に移り住み 野洲川の竹と出会い、竹かご作りを始めた、という。
日展や伝統工芸展にも何度も入選され、 滋賀県の無形文化財保持者でもある。
展示されている籠は どれを見ても繊細で優美で竹のしなやかさが感じられ 美しさに感動!
こんな言葉でしか表現できない自分が情けない・・と思うような作品ばかり。
編み方もご自身が工夫され、制作した籠は愛着もあり 売ることはせず 工房に保管しているらしいが その中のいくつかに野の花を生けた写真を展示してあった。
真竹(マダケ)を使い、竹を選ぶことから作品作りが始まる。
節間が長く 節ぶくれの少なく素直に伸びている竹を使い、刃物の使い方も工夫して 研磨紙で
丁寧に磨く、という。
形造るのは手の感覚で 美しいカーブを描いていくのだろうが 竹のしなやかさを活かした繊細さが何とも言えない。
愛情込めて作っているので 出来上がった時には 籠に向かってお礼をする、というが その気持ちがよくわかるような 素敵な素敵な籠ばかりだった。
籠がどれもすばらしいのはもちろんだが 野の花をさりげなく生けてある写真には 目が離せなくなってしまった。
竹籠には 花が似合う。
陶器に生けてある生け花で感動することはこれまであまりなかったが 今回は 花を生けることによって籠も花もすばらしさが よけいきわだってみえた
奥様の昭子さんが 竹籠には花が合う、との思いから 生け花を習い 花とマッチする籠に生け、60代から学んだパソコンやデジカメでご自分で写真を撮り その数々の作品を本にした作品集も数冊。
昭子さんも聾者だそう・・・・・
この素晴らしさを夫にも見てもらいたくて ぜひ行くよう勧め 夫は最終日に行った。
その日にはご本人が来ておられ、何といろいろお話もさせていただいたそう、奥様も控えめにそばにおられたらしい・・・・
静山さんの手を見せていただき 握手させてもらったら すごくやわらかかった、とか。
自然の竹にずっと触れているから 80歳を過ぎていても 柔らかいのでしょうね・・・・・
大阪生まれの杉田さんは12歳の時に聴力を失い、 戦後両親の里の滋賀県野洲に移り住み 野洲川の竹と出会い、竹かご作りを始めた、という。
日展や伝統工芸展にも何度も入選され、 滋賀県の無形文化財保持者でもある。
展示されている籠は どれを見ても繊細で優美で竹のしなやかさが感じられ 美しさに感動!
こんな言葉でしか表現できない自分が情けない・・と思うような作品ばかり。
編み方もご自身が工夫され、制作した籠は愛着もあり 売ることはせず 工房に保管しているらしいが その中のいくつかに野の花を生けた写真を展示してあった。
真竹(マダケ)を使い、竹を選ぶことから作品作りが始まる。
節間が長く 節ぶくれの少なく素直に伸びている竹を使い、刃物の使い方も工夫して 研磨紙で
丁寧に磨く、という。
形造るのは手の感覚で 美しいカーブを描いていくのだろうが 竹のしなやかさを活かした繊細さが何とも言えない。
愛情込めて作っているので 出来上がった時には 籠に向かってお礼をする、というが その気持ちがよくわかるような 素敵な素敵な籠ばかりだった。
籠がどれもすばらしいのはもちろんだが 野の花をさりげなく生けてある写真には 目が離せなくなってしまった。
竹籠には 花が似合う。
陶器に生けてある生け花で感動することはこれまであまりなかったが 今回は 花を生けることによって籠も花もすばらしさが よけいきわだってみえた
奥様の昭子さんが 竹籠には花が合う、との思いから 生け花を習い 花とマッチする籠に生け、60代から学んだパソコンやデジカメでご自分で写真を撮り その数々の作品を本にした作品集も数冊。
昭子さんも聾者だそう・・・・・
この素晴らしさを夫にも見てもらいたくて ぜひ行くよう勧め 夫は最終日に行った。
その日にはご本人が来ておられ、何といろいろお話もさせていただいたそう、奥様も控えめにそばにおられたらしい・・・・
静山さんの手を見せていただき 握手させてもらったら すごくやわらかかった、とか。
自然の竹にずっと触れているから 80歳を過ぎていても 柔らかいのでしょうね・・・・・
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