いい日

11月11日は介護の日だそうである。
11月11日を漢数字で書くと  +(プラス) -(マイナス) だから 「電池の日」ということは知っていたが・・・・

介護の日となったのは 「いいひ いいひ」というごろ合わせかららしい。

高齢化社会で 介護は誰しも避けては通れない問題。

介護疲れから愛する配偶者に手をかけた、などと言うニュースもあとを絶たないし 介護は当事者でないとなかなかわかりにくい問題、ということもよく言われている


京都在住の若い二人がライブで 介護の曲を歌い 共感を得ているとか…
そのきっかけは 地下街で開いたライブに来ていた67歳の男性から依頼を受けたからだという。
元中学教師だったこの男性は約9年間母親を介護し 「時に泣き、時にいら立ちながらも、母からたくさんの料理レシピを教わり 同じように介護をする友人、仲間も増えた」ことから 「暗く悲しいこととして語られることの多い介護のイメージを変えたい」との思いから 二人に頼んだのだそう。

幸せの女神」というタイトルのこの曲は 全国各地のライブで歌われ 介護中という人以外に、 若い人などからも「やさしい気持ちになれた」と 声をかけられることが多いという。



今年の芥川賞受賞作「火花」作者 又吉直樹氏が JAの全面広告 『いまを考え、明日を想う』の中で 「祖母が笑うということ」と題して 沖縄に住んでいる祖母との思い出を 記していて
心打たれた。
幼いころ、祖母の家に行くのが楽しみだったこと祖母の話しは好奇心を刺激しいろいろなことを考えさせ 成長させてくれたこと  などの話しのほか 今回大きな賞を受賞したので親戚一同50人ほどでお祝いの会を開いてくれたそうだがその時の逸話にはジンと来た

最後親戚一同でカチャーシという踊りを踊るが 異常なほど祖母の手つきは切れがあって美しかった。
太鼓のリズムに合わせ 軽く握られた手を外に向け、内に向ける。
そしてまた外に。祖母が掴んできた幸せをみんなに。みんなの幸せを祖母に。
それは踊りと笑顔によって循環され、みたされる。
祖母が笑うことは僕が笑うことであり 祖母の幸せは僕の幸せでもある

コメント

このブログの人気の投稿

牛乳パックで小物入れ

リリアン編み

熊!!あらわる   そして 山を守る使命感!