宝物
小中学校時代、不登校になり学校へ行かずに過ごした県内の女性(30代)が 人々との温かい出会いを通じて 学校へ行かなかった日々を「宝物」と伝えている。
学校へ行かなかったからこそ 出会えたものがたくさんある
小学校6年生の担任が「行かないという気持ちを大切に思う」と 週1で家庭訪問してくれ 学校以外のところでいろいろおしゃべりし「私の自由を尊重してくれている」と感じることがあったり 生け花の先生との出会いでは 「いい加減な気持ちで花を生けると 先生から気持ちが入っていない、と叱られ 生け花を通じて人や物に対して一つ一つ丁寧に向き合うことの大切さを学んだ、など出会いが自分にとっての学校だった、たとえ真っ暗だとして人の中にある明かりを分けてもらえた、その分今度は誰かに光を分けてあげられたら・・・・・と 市の広報誌に自らの体験を連載している・・そう
数か月前、あるところで50代パパに「3番目の男の子が 中学校へ行かなくなって・・・・・」と
深刻な顔で 打ち明けられた。
どうやらいじめにあったことが原因だったようだが 父親の彼は「勉強が遅れる」と 心配していた。
当事者にとってはもちろん そのように思うのだろうし、心配するのは無理もないと思うが 「中学時代の一年、二年は 将来いくらでも取り戻せる、今は本人の気持ちを大事に思って 親は決して焦ってはいけないよ」などと話した。
「えらそうに言うなどと思わないで! 私はあなたより20年ほど長く生きている、これまで不登校の子供の例をいろいろ聞いてきた、勉強の遅れはこれからでも取り戻せる、一番大事なのは 『親はいつでもあなたの味方だよ』 ということを言葉や態度で伝えること!」などと話した。
どうも母親である奥さんは 子供の意に沿っているようで 仲良かったご夫婦なのに「ぎくしゃくしている」というので 「子供さんは自分のせいで両親の仲が悪くなった、というとまた傷つくのよ、よく話し合って奥さんとの仲もとりもどさないと・・・・」ということも話した。
その後 新聞に 鎌倉市の図書館が 「不登校の子に対して 学校へ行かないなら図書館においで」と呼びかけている記事を目にした。
平日の日中に 図書館で過ごしている子を見ても注意などしない、そうっと見守ってあげたい、ということだと思う。
それに対する30代の記者が 「自分も中学時代不登校だったが 大検を受け 今こうして 記者となって・・・・・」ということが書いてあった。
そのパパに 「その記事をぜひ読んでほしい」と伝えた。
少しはわかってくれただろうか・・・・・
一番焦ったり気にしているのは不登校の子本人だと思う。
きっと自室で学校でのみんなの様子を気にし、心を痛めていると思う。
やっぱり学校へ行こうかなって思ったりしているかもしれない。
子どもの最終目的は「自分の力で生きていく力を身につけること、親から自立すること」で中学生活や高校生活など ぜひ経験しなくてはならないものでもあるまい。
何もなくて普通に登校し 普通に学校生活を送っていれば 一番よい(というか それが楽)のかもしれないが 上記の女性のように 逆に学校へ行かなかった日々の経験が宝物 と思えるときが来るかもしれないのだから・・・・・
学校へ行かなかったからこそ 出会えたものがたくさんある
小学校6年生の担任が「行かないという気持ちを大切に思う」と 週1で家庭訪問してくれ 学校以外のところでいろいろおしゃべりし「私の自由を尊重してくれている」と感じることがあったり 生け花の先生との出会いでは 「いい加減な気持ちで花を生けると 先生から気持ちが入っていない、と叱られ 生け花を通じて人や物に対して一つ一つ丁寧に向き合うことの大切さを学んだ、など出会いが自分にとっての学校だった、たとえ真っ暗だとして人の中にある明かりを分けてもらえた、その分今度は誰かに光を分けてあげられたら・・・・・と 市の広報誌に自らの体験を連載している・・そう
数か月前、あるところで50代パパに「3番目の男の子が 中学校へ行かなくなって・・・・・」と
深刻な顔で 打ち明けられた。
どうやらいじめにあったことが原因だったようだが 父親の彼は「勉強が遅れる」と 心配していた。
当事者にとってはもちろん そのように思うのだろうし、心配するのは無理もないと思うが 「中学時代の一年、二年は 将来いくらでも取り戻せる、今は本人の気持ちを大事に思って 親は決して焦ってはいけないよ」などと話した。
「えらそうに言うなどと思わないで! 私はあなたより20年ほど長く生きている、これまで不登校の子供の例をいろいろ聞いてきた、勉強の遅れはこれからでも取り戻せる、一番大事なのは 『親はいつでもあなたの味方だよ』 ということを言葉や態度で伝えること!」などと話した。
どうも母親である奥さんは 子供の意に沿っているようで 仲良かったご夫婦なのに「ぎくしゃくしている」というので 「子供さんは自分のせいで両親の仲が悪くなった、というとまた傷つくのよ、よく話し合って奥さんとの仲もとりもどさないと・・・・」ということも話した。
その後 新聞に 鎌倉市の図書館が 「不登校の子に対して 学校へ行かないなら図書館においで」と呼びかけている記事を目にした。
平日の日中に 図書館で過ごしている子を見ても注意などしない、そうっと見守ってあげたい、ということだと思う。
それに対する30代の記者が 「自分も中学時代不登校だったが 大検を受け 今こうして 記者となって・・・・・」ということが書いてあった。
そのパパに 「その記事をぜひ読んでほしい」と伝えた。
少しはわかってくれただろうか・・・・・
一番焦ったり気にしているのは不登校の子本人だと思う。
きっと自室で学校でのみんなの様子を気にし、心を痛めていると思う。
やっぱり学校へ行こうかなって思ったりしているかもしれない。
子どもの最終目的は「自分の力で生きていく力を身につけること、親から自立すること」で中学生活や高校生活など ぜひ経験しなくてはならないものでもあるまい。
何もなくて普通に登校し 普通に学校生活を送っていれば 一番よい(というか それが楽)のかもしれないが 上記の女性のように 逆に学校へ行かなかった日々の経験が宝物 と思えるときが来るかもしれないのだから・・・・・
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