梅雨入り!

2,3年前から 埼玉県に住む妹が奈良見物に行きたい、と言っていたが 今回札幌の姉とともにやっと実現した。
我が家に2日滞在して 7日に奈良へ行くつもりだったが 7日梅雨入りとの予報。
「早くから 計画していたから 日は変えられないけれど なんでまぁ、こんな時に・・・・」  数日前から ヤキモキ
6日には宇治へ行き、平等院と三室戸寺へ。
平等院は一部修復中だったが 中で説明をしていただいた。
鳳凰堂内の阿弥陀如来坐像は たしか檜の寄せ木だそう、それに漆を塗装しているとか。
三室戸寺は あじさい寺ともいわれるが めずらしいあじさい(一万株)もあり だいぶ咲き始めていた。







三室戸寺には100種のハスがあるのだとか・・・・
咲く時期に来るのはなかなか難しい

三室戸寺本堂
三重塔







その後いったん野洲に戻り やはり7日梅雨入りしたということだったので ゆっくり目に出発し、近鉄電車で奈良へ行き、ホテル入り。
姉が疲れてしまい、「休憩している」というので 雨の中、妹と二人で興福寺へ。
ちょうど国宝阿修羅像の展示をしていたのでじっくり拝ませてもらった。 
雨の中 猿沢の池までゆっくり歩く。


興福寺五重塔





7日はJR奈良駅から 法隆寺駅へ行き 法隆寺見物。


ちょうど入り口にボランティアガイドさんがおられ、2時間くらい びっしり細かい説明をしてくださり 大変参考になった。
自分たちだけで見ていたら すーっと通り過ぎていくだけだったろう。
途中からは横浜から来たという゛仏様大好き”という女性とともに説明を受けながら進む。
世界最古の木造建築として知られているが、昭和の大修復など 現存させていくための数々の工夫があってこそ だろう。
法隆寺だけで 満足というか、奈良へ来たかいがあった、というか。
中宮寺にも入った。
中宮寺というと昔中学の教科書に「弥勒菩薩」が載っていたように思うが 見ていないことに帰宅後気付いた。【訂正 弥勒菩薩で有名なのは広隆寺ということに気づく】
ひょっとしたら あれは国宝でふだんは公開していないのかもしれない
法隆寺の入り口でボランティアさんが
「怪しいものではありません。解説させていただきましょうか」と。




ガイドさんが「撮影ポイントです」と
わざわざ撮ってくださった





正岡子規の
「柿食えば金がなるなり法隆寺」の句



中宮寺入り口


大きなカメがたくさん


次には東大寺へ。ここにも修学旅行生や外国人観光客が 大勢。
無病息災の願をかけてか、柱くぐりには行列ができていた。




寄進
代表して姉が揮毫
たくさんの言葉の中から「世界平和」を選ぶ


その後 春日大社へ移動したが だいぶ疲れてきたので ちょっとだけぶらっとして帰宅。
素泊まりのため 夕食時にもよい店を探し、あちこち歩いたのでこの日の歩数は姉によると18,000歩とか。
82歳の姉が疲れるのも無理はない。 
今回が最後の旅行!と言っていたのもうなずける。
妹(70歳)と 姉のことを「やはり以前に比べるとだいぶ体力がおちているねぇ~」と
話したが・・・・・




9日は京都へ移動し 私と妹は東本願寺へ。 
観光バスがたくさん停まっていたが  人が少なくずいぶんゆっくりできた。







 
どこへ行っても 修学旅行生がたくさん。
妹は「高校の修学旅行以来」と 念願の奈良見物ができ 大喜びだった。
私は子供たちが幼い頃や 両親が訪ねてきてくれた時に案内しているので どこも数回行っているところばかりだけれど 3姉妹で行けたので その喜びはまた格別。


地元へ帰宅後 近所にお菓子のお土産を渡し、「奈良へ行ってきた」というと 「山に登ったの?」と 言われてしまった~ トホホ(>_<)

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