カタツムリとナメクジ !!

生物学者 福岡伸一さんの「家を持つ自由 持たない自由」という文章を読んで 我が息子たちが 「自分の家だと 何があるかわからない時代にたくさんのリスクを負うことになるから・・・」と とんでもなく高い家賃を払い続けている理由が分かった…というか 納得したというか・・・・
要するに A B 二つの選択肢があるとしたら どちらが良いか悪いかではなく 生き方の自由、選択の自由がある、ということ
それにしても カタツムリがその殻を捨てたことによって誕生したのがナメクジだという話は興味深かった。

同じコストを払いつづけるなら家賃ではなく、ローンを払って最後は自分の持ち家になる方がよい。いやいや、人生、いつ何時、何が起きるかわからないから、巨額の借金など背負わず、住みたい場所に住めるほうがいい。持ち家VS.賃貸は、住まいをめぐる永遠の論争らしいが、迷うときは生物学にまなぼう。
   








以前 同じ欄の記事で この福岡氏は


【ババア】の存在の話も書いておりその時にも すごく興味深かった。
石原慎太郎元都知事が 「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なのは ババア。女性が生殖能力を失っても生きているのは無駄だし罪深い」というような発言をし 女性グループに大きな反発をされたことがあった。
あの発言には 反発するだけではなく 世の女性は大いに傷ついたと思う。
憤慨して「なんてこと言うの?50歳以上の女性は皆いなくなれってこと?」と思ったのを覚えている。
それに対して福岡氏は 生物学的見地から次のような内容で 女性の長生きを正当化(?)してくれていた。


なんだか とてもうれしい気持ちになった、と記憶している


生殖期間が終わっても30年以上も生きる生物は人だけ、でもこれは無駄なことではない、有利だったからその存在が保存された、と考えるべき。
次の世代が子育てをするのを手伝い、経験や知恵を手渡す、というのが人間の特性でとても価値あることである









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