歩ける幸せ

各自 持ち込みのパンやおにぎりを部屋で食べ ペンションを6時出発。
6時40分扇沢登山口より。
快晴。



柏原新道。歩き出してすぐ きれいなリンドウの蕾を見ることができ そのあとは 木々の実を楽しみながら ゆっくりと高度を上げる。

カライトソウ
終焉まじか

ゴゼンタチバナ


ユキザサ

イワナシ
道中ずっとあり 「春にはきれいだろうなぁ」


遠く左には 針ノ木岳のピーク、針ノ木雪渓が見えだし テンション上がる、
4年前に鳴沢岳、赤沢岳、スバリ岳を経て針ノ木岳を目指したことを思い出し 「あれが・・」「あれが・・」と懐かしく思い出しながら 歩を進めた。

でも10時前から 霧が見えだし、「山の天気って本当にわからないもの」と思った。
針ノ木岳





 
種池山荘(2450m)には 約4時間で到着。 
霧がわいてきているものの 紅葉がそこここに見られ、 よく晴れていることを喜び合う。
私どもは今年初めてのアルプスだけれど あとの3人はあちこち行っておられるのに ほとんど雨の日だったらしい。
小休止のあと、爺ヶ岳へ。
後ろを振り返ると 劔岳、立山連峰が 遠くに見え 感動。




きれいな紅葉を見ながら 「こうしてきれいな景色を見ることができるのも 元気で歩くことができるから‥しあわせ~」と 思っていたら 急に 仲の良い友人が難病のため、今月初めに左足を切断したことを思い出し 涙があふれてきた。
ミヤマアケボノソウ
まわりにはタテヤマリンドウがちらほらあったが
これはミヤマアケボノソウだと思う

ウラシマツツジ
道中ずっと登山道わきに紅くとてもきれいで目立つ


チングルマ
綿毛と紅い葉のコントラストが素敵

見えているのが爺ヶ岳南峰


4年前には ここをピストンしたが やはり今回の方が遠く、しんどく感じた。
爺ヶ岳(2670m)で昼食。

今回の目的地鹿島槍から戻ってくる人ともすれ違いはじめ 口々に「良い天気でありがたいですね~」
途中ライチョウ親子4匹にも遭遇。
霧が出てきたから やはり 姿を見せてくれた。画像はない




赤い屋根が本日のオヤド
冷池(つめたいけ)山荘(2410m)が見え隠れする。
午後1時を少し過ぎて山荘着。
一泊2食付き 9500円
霧がかかってきたので この日に鹿島槍を目指すのをやめ、 談話室でゆっくり過ごす。

何んと  生ビール大ジョッキ600円!! 
この小屋も10月中旬に閉めるので大サービスだそうで のん兵衛さんたちは大喜びで美味しそうに飲み(私はホットミルク)しゃべることしゃべること。
しかし、AG氏も話し好きで 非常にお人よし。
UE氏の人格の良さはこれまでにも感じていたことだが こんなに性格の良いベテラン山男さんについてきてもらって 山登りができるなんて 大変ありがたいことで 感謝してもしきれない!


同室の父娘三人は 鹿島槍へ行き戻ってきて「良く晴れていて きれいだった、ブロッケン現象もみられた~」と。
そうこうしているうちに この小屋の後ろでも ブロッケン現象が見られ 大騒ぎして
万歳してみたり 手を振ってみたり。
この現象は やっぱり不思議!!

本日は 21,000歩

右上の小鉢には
小茄子の揚げ物おろし添え

5時からの夕食をとり それぞれ横になるが 私はいつものように頭痛がして バファリンを服用。
8時15分の消灯時には気持ちよさそうな寝息があちこちから聞こえてきたが 眠気がこなくて一度起きだして夜空を眺める
きれいな月とたくさんの星が見え 「明日もすばらしく晴れる!!」と 気持ちを落ち着かせた。




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