１５年という月日

夕方チャイムが鳴り　インターフォン越しに見ても　「？」と思ったが　名前を聞いたら
「あ！聞いたことある～」

夫の後輩で　15年前にここにも来たことがある40歳の男性、この度　違うところの採用試験を受けて転職するそうで　報告を兼ねてあいさつに来てくれた。
夫ともしばらく出会っていなかったそうだが　わざわざ報告に来てくれ　１時間あまりだったろうか、仕事の内容などのほか　これまでの職場の人の消息などを二人でしゃべっていた。

15年前にはもう一人の人と訪ねてきて　ここで夕食を共にしたが　顔などは全く覚えていなかったが　とても物静かな青年という印象だった。　
今回は　声も大きくとてもはっきりしゃべり　まるで別人のよう…
仕事をしながら様々な経験をしたら　人間はこうも変わるものなのか‥とまで思ってしまった。

生まれてすぐから15歳になるまでは　もちろんすごく大きな成長があるし、　20代の人が40歳になるということは　苦難も経たろうし　仕事をして自信もついたらこうして
成長していくのか・・と感慨深かった。

それにひきかえ　自分は15年前と変わっているのは　白髪としわが増えただけ！！などとは　言いたくないのだが…(>_<)


京都の有名店の麩饅頭をお土産に持ってきてくれ　「あの時　麩饅頭がお好きだと言っておられたので・・・」にはびっくり！
確かに麩饅頭はこの辺りではなかなか手に入らないし　大好きなのだがそんなことまでを覚えていてくれるとは････

遠い地からわざわざあいさつに来てくれた彼の誠意には感激した。