自然界のすばらしさ と 厳しさ
動物好きにはたまらない・・・・というか 自然大好き人間にはたまらない・・・・というか。
キャンプ中のテントを襲ってきた熊にやられる、という衝撃的な亡くなり方をしたので 以前から 気になっていた星野道夫さんの写真展を見に行ってきた。
広大な などという言葉が陳腐に思えるほどのスケールの写真展。
アラスカの雪に覆われた山をバックにして 草むらの中にいる一匹の小動物。
すくっと立っているその動物の目を見たときに なぜか涙がどっと出てきて 大勢の人が周りにいるのでちょっと恥ずかしかった。
ホッキョクグマの親子、ホッキョクキツネの親子のたたずんでいる雰囲気、そしてカリブーの群衆の移動の写真など どれももう一度壁にかかっているあの大きな写真を見たい、とつくづく思う。
短いビデオも放映されていて そこで星野さんが カリブーの大群に向かって白い布をヒラヒラさせて近づいていく場面があった。
それは カリブーは 「すごく好奇心旺盛なので目立つことをしたらいい」と 現地の人に教えてもらったから そうしたらしい。
きょうよう
きょういく
年齢を重ねると 今日 用がある
今日 行くところがある
≪このことが大切≫ ということで たまには京都まで足を延ばして…と思って出かけたが
行ってよかった~ とにかくどの写真もすばらしかった~
添えてある言葉の数々も胸をうつものばかり。
彼の笑顔も素敵
かえすがえすも 不慮の死を遂げたことが残念でならない。
一人でも多くの人に見てもらって 自然界のすばらしさと厳しさを感じとってほしいと思う
スキャンがうまくできないので次の記事を転記
追記
2016.10.19 朝日新聞 天声人語
ひとりカヤックで 朝の海をめぐる。ワシやクジラ、クマの親子と出会う。苔むした樹木に触れて森の神秘を知る―――写真家星野道夫さんの「森へ」は詩情あふれる旅行記である。彼の文章と写真は近年、小中高校の教科書に数多く載っている。▼ヒグマに襲われて亡くなってから20年。巡回展「星野道夫の旅」がきょう横浜で始まる。先日京都の会場を訪れると20,30代らしき姿が多かった。「教科書で夫の作品と出会ったという方が多くて励まされます」と妻の星野直子さん(46)▼たとえば高校の教科書にある随筆「水の惑星」。氷河の話す声を聴き、森の呼吸に耳を澄ます。壮大な写真とあいまって読む者を氷河の奥へいざなう▼星野さんをアラスカに導いたのは、東京の古書店で買った写真集だ。先住民の村を空からとらえた米写真家の一枚に魅せられる。名も知らぬ村長に慣れない英文で手紙をしたためた。「写真集で村を見た。訪ねたい」。 初めて旅したのは19歳だった。43歳で急逝するまでアラスカを撮り続けた▼彼の作品に人生を突き動かされた若者は何人もいる。直子さんは昨秋、アラスカで日本人留学生から「星野さんの写真を見てこちらの大学で野生動物の管理を学んでいる」と言われたという▼崩れ落ちる氷河、命うごめく原生林。生と死の循環を描く写真を見ていると、人間の存在がはかなく感じられる。自然の一部に溶け込もうとした写真家の作品は、次世代の胸の奥に確かな響きを残し続けるだろう。
キャンプ中のテントを襲ってきた熊にやられる、という衝撃的な亡くなり方をしたので 以前から 気になっていた星野道夫さんの写真展を見に行ってきた。
広大な などという言葉が陳腐に思えるほどのスケールの写真展。
アラスカの雪に覆われた山をバックにして 草むらの中にいる一匹の小動物。
すくっと立っているその動物の目を見たときに なぜか涙がどっと出てきて 大勢の人が周りにいるのでちょっと恥ずかしかった。
ホッキョクグマの親子、ホッキョクキツネの親子のたたずんでいる雰囲気、そしてカリブーの群衆の移動の写真など どれももう一度壁にかかっているあの大きな写真を見たい、とつくづく思う。
短いビデオも放映されていて そこで星野さんが カリブーの大群に向かって白い布をヒラヒラさせて近づいていく場面があった。
それは カリブーは 「すごく好奇心旺盛なので目立つことをしたらいい」と 現地の人に教えてもらったから そうしたらしい。
きょうよう
きょういく
年齢を重ねると 今日 用がある
今日 行くところがある
≪このことが大切≫ ということで たまには京都まで足を延ばして…と思って出かけたが
行ってよかった~ とにかくどの写真もすばらしかった~
添えてある言葉の数々も胸をうつものばかり。
彼の笑顔も素敵
かえすがえすも 不慮の死を遂げたことが残念でならない。
一人でも多くの人に見てもらって 自然界のすばらしさと厳しさを感じとってほしいと思う
スキャンがうまくできないので次の記事を転記
追記
2016.10.19 朝日新聞 天声人語
ひとりカヤックで 朝の海をめぐる。ワシやクジラ、クマの親子と出会う。苔むした樹木に触れて森の神秘を知る―――写真家星野道夫さんの「森へ」は詩情あふれる旅行記である。彼の文章と写真は近年、小中高校の教科書に数多く載っている。▼ヒグマに襲われて亡くなってから20年。巡回展「星野道夫の旅」がきょう横浜で始まる。先日京都の会場を訪れると20,30代らしき姿が多かった。「教科書で夫の作品と出会ったという方が多くて励まされます」と妻の星野直子さん(46)▼たとえば高校の教科書にある随筆「水の惑星」。氷河の話す声を聴き、森の呼吸に耳を澄ます。壮大な写真とあいまって読む者を氷河の奥へいざなう▼星野さんをアラスカに導いたのは、東京の古書店で買った写真集だ。先住民の村を空からとらえた米写真家の一枚に魅せられる。名も知らぬ村長に慣れない英文で手紙をしたためた。「写真集で村を見た。訪ねたい」。 初めて旅したのは19歳だった。43歳で急逝するまでアラスカを撮り続けた▼彼の作品に人生を突き動かされた若者は何人もいる。直子さんは昨秋、アラスカで日本人留学生から「星野さんの写真を見てこちらの大学で野生動物の管理を学んでいる」と言われたという▼崩れ落ちる氷河、命うごめく原生林。生と死の循環を描く写真を見ていると、人間の存在がはかなく感じられる。自然の一部に溶け込もうとした写真家の作品は、次世代の胸の奥に確かな響きを残し続けるだろう。
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