表年 裏年

今年は ツツジ類の花はどれも咲き方が少なかったように思う。
タケノコや果物に 表年裏年があるように 山の花も とてもたくさん咲く年とそうでない時があるようだ。

12日と同じ千草街道を歩く。
ギンランがあっちにもこっちにも・・・・
行きと帰りで24個見つけたうち 6個は蕾なしや咲き終わり。でもそれ以外は 咲いており たくさんあって感動。









ユウシュンランも12日のと違う場所で見つけた。
ギンランとの違いは花が開きかかっているし 葉のつき方も違っている・
ユウシュンラン

しかし 12日には確かにキンランがあったはずの場所には キンランは見つからず 別の場所では 今にも咲きそうなキンランを2か所見つけた。
キンラン2株
ピンボケだけれど 右の方は黄色な蕾がはっきりわかった。
このところ暑い日が続いているので ヤマシャクヤクは跡形もなくなっており 杉峠近くにあったワチガイソウも 跡形もなくなっていた。
ルイヨウボタンだけは一つだけ残っていた。

杉峠から イブネ(1160m)へ。
去年は杉峠からイブネの方をのぞいたら 真っ白に見えたくらいシロヤシオが咲いていたのに 今年は裏年、木はたくさんあるのに 咲いているのはほんの数本。
シロヤシオほど極端に表年と裏年の木はめずらしいように思う。
2本だけは 花つきもまあまあ多かった。
シロヤシオ


イブネはアセビの新芽の色がいろいろあって楽しめた。
「アセビでもなんでも茂っていたらいい、山は崩れないし 鹿よけにもなるし・・・」と。
その通り。
アセビの茂っている間のササはすごく元気に伸びていた。
 


帰り 林道わきに イチヤクソウの蕾を見つけた。
これまで気づかなかった。

イチヤクソウ

各地で30℃を超えたらしいが 山の中にいると さわやかな風と沢の流れの音で 気持ちの良い一日だった。

約32000歩


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