狂言図鑑

 いつもの山で出会う人が となりの市で狂言の公演があることを知らせてくれ、「ぜひ・・」と勧めてくれ 鑑賞してきた。
出演者の名前に 私でも知っている茂山千作さん 茂山宗彦さん がいる。








「おうみ狂言図鑑」とは 2011年から茂山千五郎家の協力で 滋賀県を題材にした新作狂言を制作し、今回9つ目の新作『HOTAL・HOTEL』が出来 この作品は今日が初公演。

他には 古典狂言 『二人袴』 『柿山伏

広い会場だが入場者は せいぜい3~400人くらい。
狂言を鑑賞するのは初めてという人も多数いて 最初、あらすじをざっと・・・

古典作品については 私もあらかじめ筋を把握してから出かけた。
落語でもそうだけれど 筋を知っていても おかしいところは笑えるし 楽しい。

私どもの少し後方にいた小学低学年と思われる子供が二人、きちんと理解していて ツボ(!)を心得ていて キャッキャッとよく笑うので感心した。
ひょっとしたら 何回か狂言を見に来ているのか、あるいは 家族か知り合いに狂言をしている人がいて そういう関係者かも・・?

ほぼ2時間、とても楽しむことが出来た。


これまでの創作狂言の題名をみたら 『MUKADE』(2016年制作)がある。
ここムカデ退治で有名な俵藤太を題材にした小スぺクタル狂言だそう…機会を見つけてぜひ・・・
こういう催しも近くで開催されていても スルーしていることが多いのだと思う。
今回のように情報を知らせてくれる友人がいるのはありがたい。感謝!

以前どういう番組だったか忘れたけれど
子どもたちがにぎやかに戯れている場所で
①講談師の語り
②お坊さんのお経
③?  (忘れた ひょっとしたら 文楽だったかな??)
④狂言

①と②、③の時には全く無視していた子どもたちが ④の時には シーン!となって顔をそちらに向けたそう・・・
確かに狂言の声の出し方は 独特で 聞いていて落ち着く。

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