台風が近づいているというのに
息子の中学校時代、伊吹山夜間登山の予定の数日前に 夫の父親が亡くなり その行事に参加出来なかった。
「滋賀県出身なのに 伊吹山に登っていない」と 最近気づいてぜひ伊吹山に行きたい…と思ったらしい。
でも 歩いて登る気はない。
ドライブウエイで連れて行ってほしいのだという。
しかし 22日も23日も台風の影響で悪天候まちがいないし 「伊吹の頂上はそうでなくても寒いし 霧で真っ白なら何の意味もないし 車酔いするために行くようなもんよ~~」と なんとか 予定を変えないかと やんわり忠告したつもりだが 本人の意思は固い。
高校生の子が親と行動を共にするのも 今くらいまでかもしれなし まぁ 何とかなるかと 我々二人 あきらめ(!)の気持ちで 21日夕方二人を迎えた。
22日朝目が覚めると 日が照っている。
夫など 全く行く気はなかったけど 「それじゃちょっとでも早く!!」と急ぎ朝食をとり慌てて用意し出発。
ドライブウエイ入り口で 「頂上は風がきついので注意してくださいね」と。
全長17㎞ 車酔いしないようにのろのろ運転しているのに 後ろから来た車は一台のみ。
30分ほどの間に見える景色に「あ、沖ノ島だ」「あれは 竹生島」「名古屋の方も見える~」と 息子たちは大喜び。
駐車場にも二台のみ。
9時前に着いた。
スカイテラスも当然ながらまだ開いていない。
シオガマギク |
頂上に向かう・・・ |
雨よ!降ってこないで~という気持ち |
サラシナショウマ |
コイブキアザミ |
イブキトリカブト |
フジテンニンソウ |
ナギナタコウジュ |
息子は琵琶湖を見たいから・・とフェンスのそばまで行くが 「突き上げてくるような風だった~」と。
本当に「これまでに経験したことのないような風」だった。
チンパンジー3匹!! |
この画像を見た息子が 「山の高さが全く分からない!」などと。
カメラを向けている私が吹き飛ばされそうになりながら 腰をかがめ 必死の思いで写したもの!!
息子が 「せっかくだからおにぎり🍙食べよう」というので(まだ朝なのに!!) 小屋の横の陰で バナナと🍙の 間食!!
ますます風が強くなるので 3つあるコースのうち西登山道散策路のみにして 駐車場へ。
次々と家族連れが 登ってきていたが 皆いちように 帽子を押さえながら 歩いていた。
あと30分遅かったら 私たちも何も見ることが出来なかっただろう、違う登山道ももう少し歩きたかったけれど 台風が接近しているというのに これだけ歩けただけでもありがたいと思わなくては・・・・
ヒメフウロ |
ルリトラノオ |
リュウノウギク |
スカイテラスでは ストーブを燃やしていた。
この日はスバル自動車のオフ会だそうで 我々がおり始めたら 車を様々にカスタマイズさせたような車が ドライブウエイを登ってきていた。
その後 長浜へ行き 黒壁スクエアの ガラス館 オルゴール館 アートセンター ヒョウタン館 古美術館 カプセルミュージアム など ぶらぶら。
結構大勢でにぎわっており ここのように何かウリのあるコーナーがあれば 私たちが住んでいる市も もう少し活性化するのでは・・と思った。
2時半ころ帰路についたが 途端に雨が・・・・
その後夕方までそれほど雨量は多くはなかったが 私ども二人だけだったら わざわざ出かけないような日に ドライブしたのも初体験。
遠路来た二人もまあまあ満足したのでは・・・?
いろいろな意味でラッキーな一日だった。
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