有毒植物
春の山菜の時期になると よく「間違えて 〇〇を食べて・・・・」などと言う記事が出る。
中毒事故、時には死亡事故である。
ニリンソウとまちがえて イチリンソウとか トリカブト
セリとまちがえて ドクゼり
などと言う話はよく聞くが今回この本を読んだら
ずいぶんあれもこれも 毒を含んでいてびっくり。
バイケイソウやコバイケイソウ、福寿草などは 毒があるので 動物が食べないから
現在山にたくさんあるということは有名である。
アセビや ネジキなども 同じ・・・・そしてツツジ科のホツツジもやはり全草毒を含むらしい。
ツツジの中でも レンゲツツジは 毒性が強いのは知っていた。
我が家の庭にも2種 植えてあるが・・・・・
食するだけではなく 茎の汁にふれたらかぶれる、などと言う植物は ずいぶんたくさんある。
センニンソウ テイカカズラ クレマチス シュウメイギク スイセン
アネモネ サクラソウ ミズバショウ ハナミズキ ノウゼンカズラ
種を誤食すると 命に係わる可能性があるのは
イチイ ナンテン スズラン シキミ モロヘイヤ ランタナ
種に毒があるのは 植物の自己防衛だと思う。
毒を含んでいると食べられにくく、種(しゅ)の 保存ができるから・・・・ なのではないか。
びっくりしたのは 春にコゴミ採りに行ったときに セイヨウカラシナを摘んでいる人がいたが
これも 多量に食べると 消化管に異常をきたし 下痢や血尿などの中毒症状が現れるそうである。
また、トチノキは 加工してトチ餅などとして売られているが 未加工のまま食するとしびれや麻痺などを起こすそうである。
売られているものはもちろん渋みや有毒成分をぬいて加工されているそうだが。
30年くらい前 自然食の教室で いろいろな山野草を食べられる、と知り オオバコやカラスノエンドウ、カキドウシなどを食べてみたことがある。
しかし 「食べられる」というだけで決して おいしいものではなかった。
ヨモギは 餅にいれたりするし 葉をてんぷらにしたらおいしいので ある時 ゆでて胡麻和えにしてみた。
とにかく我が家の裏にたくさんあるものだから・・・・・・
胡麻和えは 噛み切りにくく息子に「お母さん、この料理はもうしないで!」と 言われた苦い経験がある (*^_^*)
コゴミのてんぷらが おいしいのでついでに庭の ドクダミやユキノシタもずいぶん食べたな~~
しかし 山野草を料理するのは楽しいので こんな本を購入してしまった。
残念ながら とりたてて 新しい料理法もなかった~~~~
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